Q & A


"もしもしクラブ"は「☎ 傾聴セラピー」による
ボランティア活動です


【傾聴電話サービス会話・心得】

   

初めのご挨拶

  お早うございます、こんにちは、こんばんは、
  お話しするご依頼を受けましたので、お電話させて頂きました。
  「もしもしクラブ」の○○と申します。
  この度はもしもしクラブをご利用いただきまして、大変嬉しく思います。

  (※有難うございます、感謝致します等の言い方では営利優先事業などの印象となり、「嬉しく思います」  と表現することをお薦めいたします)


  お元気でお過ごしでいらっしゃいますか? 


長話しより頻度が大切 


  ご年配の方は一般的に、お話しが長くなる傾向があります。
  大切な会話のコツは、一度に長く話すより、会話の頻度が多い方が より
  「傾聴セラピー」効果が高い傾向にあります。
  長話しを避ける場合には、会話の初めに下記のような表現をご利用下さい。

  「"もしもしクラブの" ルールで、会話は10分程度と決められておりますので、
  予めご了承願えますか?」


  誠に恐縮でございますが、"もしもしクラブ"の ルールで、会話は10分程度と
  決められておりますので、予めご了承頂けますでしょうか?」

  お話しの前に予めご了承をして頂きたい事がございます。
  もうひと方、お話しをしたい方がおられますので、お話し時間は5分〜10分
  程度でも宜しいでしょうか?
 恐れいります・・。
etc. 

次回からの会話

  この会話クラブ・サービスご利用の方には、最初に「・・・さま」と出来るだけ
  相手の方の名前を呼び掛けるように心掛けて下さい。
  この一言でより一層親近感を持ってもらえることにつな
がります。
   
"掛け放題のスマホ"の活用

  依頼者からセラピストに電話が掛かって来た場合、もしあなたが "掛け放題の
  スマホや携帯電話" をお持ちでしたら、「よろしければこちらから掛け直す
  ことも出来ますが、如何いたしましょう?」と声を掛けてあげて下さい。
  より相互の信頼感が増します。


会話の導入

  ○○さまのご趣味は何ですか?
  ○○さまはお幾つでいらっしゃいますか?

  ○○さまはお元気なお声ですねぇ。
  〇〇さまはどんな分野のお話しにご興味がおありですか?


会話の進行

  ○○さまがこれ迄一番ご苦労なさったのは何ですか?
  ○○さまはどんなご趣味をお持ちでいらっしゃいますか?

  ○○さまはのお好きな食べ物は何でしょう? etc.

  (※ セラピストは出来るだけ自己主張を避け、依頼者との会話は出来るだけ相手のお話しを聞くように
      心掛けて下さい。)


会話の閉じ方

  いろいろお教え頂き、大変勉強になりました。ありがとうございました。
  残念ですが、お話し規定のお時間が来てしまいましたので、今日はこの辺で失礼
  させて頂きますが、またお電話させて頂いても宜しいですか?
 「では、次回のお話を楽しみにしております」

  (※「次の会話を期待させるような閉じ方にして下さい。
    "さよなら" など寂しがったり、悲しくなるような閉じ方は出来るだけ避けて下さい)


次回からの会話

  何度かのお話しで多少 親しくなってきた場合は、若干「くだけた」言葉遣いの
  方が良い場合もありますので、その点は柔軟に判断なさって下さい。

その他のアドバイス

  お忙しい日々の中、セラピストがお電話でお話する時間も無い事も予想されます。
  その折には、あなたの気持ちにゆとりが出て来る迄待ちましょう。
  この活動はビジネスではありませんので、セラピスト側の心にゆとりが
  ありませんと "傾聴セラピー" がスムースに運びませんので・・。


  「今日はすばらしいお天気ですね!しばらくお電話い致しませんで、すみません
  でした」
  「今日は生憎のお天気ですね!体調など崩されませんでしたか?」
  「今日はすがすがしい日ですね! 相変わらずお忙しい日々を送って
  いらっしゃるのですか?」
  「しばらくお電話いたしませんでしたが、新しいお仲間は出来ましたか?」etc.


   

ご注意事項;  「もしもしクラブ」の基本ポリシー

1 何度か会話を重ねる度にお互い親しくなり、「どこかでお会いしたいですね!」
  などと誘われることも有るかもしれませんが、「もしもしクラブ」の基本
  ポリシーとしてお電話だけの関係を保ってください。
  万が一の事故や事件に巻き込まれることを避けることに心掛けて下さい。

2 また、金銭貸借にまつわる会話は、例え小額であろうとも絶対に避けて下さい。

3 
「もしもしクラブ」の基本ポリシーは、セラピストの主義主張を述べる場では
  なく飽くまで依頼者のお話しを聴く "傾聴サービス" 活動である事をどうぞ
  お忘れなく。





本活動はボランティア活動ですが、ご参加頂いた方々は上記のセラピスト- 会話の手引きをお読み頂いた上で、ぜひご登録下さい。「傾聴セラピスト」と認定されます。